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はたらく細胞 / 清水茜(3)、血液循環・風邪症候群・胸腺細胞・獲得免疫・ニキビ

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はたらく細胞(3)【電子限定おまけ付き】 (シリウスコミックス)

月刊少年シリウスで連載している清水茜先生の「はたらく細胞」。

クールな仕事人の白血球に、方向音痴な体内の運び屋赤血球。体内の細胞だけでなく、体外からやってくるウイルスや菌まで擬人化されて、細胞の役割を説明する勉強となる一面がありつつコミカルな攻防が描かれます。

私が読んでいる中で、今一番面白いマンガ。

3巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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3巻は血液循環・風邪症候群・胸腺細胞・獲得免疫・ニキビの5話から成ります。

血液循環では相変わらず道に迷う赤血球が描かれます。地図を手にしているとはいえ、下大静脈・心臓・肺となかなかの迷路。心臓から出るときに肺循環と体循環という2つのルートに分かれるんですね。勉強になります。

風邪症候群の主役は、ただの細胞。戦いの毎日を送る免疫細胞と比べると、仕事はひたすら細胞分裂するだけと地味。そのただの細胞に近づく怪しい細胞。一緒にふざけて遊ぶだけかと思いきや、徐々に数を増やし細胞分裂装置を乗っ取ろうとします。まさしくウイルスによる風邪。最後はお約束の免疫細胞による殺戮で締め。

胸腺細胞は、T細胞のもとになる細胞。病原菌との戦いで大活躍のキラーT細胞と指令役のヘルパーT細胞が、胸腺学校の同級生だった、という設定で過去のエピソードとして描かれます。スパルタな訓練に耐えて胸腺細胞から、立派なT細胞に成長したんですね。

体を守る免疫は、T細胞や白血球だけではありません。記憶細胞は、免疫という形で一度戦った敵の倒し方を覚えておき、再び侵入してきたおたふく風邪を引き起こすムンプスウイルスを撃退します。予防接種が、天から降ってきた超絶ザコのムンプスウイルスをばらまく謎の筒で表現されています。

ニキビに出てくる登場人物は、白血球・毛母細胞・アクネ菌。毛根を舞台にニキビとなった毛の製造工場で、アクネ菌が毛母細胞をいじめて皮脂を分泌させてます。白血球が戦いますが、アクネ菌のエネルギーとなる皮脂が常に供給されているため不利な戦いに。最後は、毛母細胞たちが力を合わせてアクネ菌を押し出すほどの洪水のような皮脂を分泌。まさしくニキビ。

勉強になるとともに、細部まで作りこまれている擬人化された細胞世界が面白い。万人におススメできるマンガ。続きが楽しみです。

はたらく細胞(3) (シリウスKC)

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