とある男のひげ脱毛体験談

ひげをレーザーで脱毛しました。男性のひげ脱毛の体験談ということで、私のケースについて述べます。先に結論を言うと、顎から首にかけてやや濃いひげでしたが、11万円ほどかけて3年の期間で脱毛し、現在は週に1度ひげを軽く剃れば十分なくらいになっています。それなりにコスパは高いと感じました。

ひげ脱毛のきっかけ

まだ子供ができる前、2人で暮らしていたころに妻の脇脱毛にノコノコとついていって終わるのを待っていたときのことです。そのクリニックで男性のひげ脱毛もしていると知りました。ひげ脱毛という選択肢があることを知ったのも、そのときがはじめて。次回、妻が脱毛するときに一緒にひげ脱毛することにしました。

レーザーによるひげ脱毛

脱毛手段は大きく針とレーザーによる2通りの方法があるんですが、通常は時間や痛み、コストを考えてレーザー一択です。レーザーもエステでは出力が弱いため、美容外科で施術する必要があります。

レーザーにも種別があり、YAGやアレキサンドライトといった波長の違いで使い分けられています。原理としては、皮膚に向けてレーザーを照射して、毛の黒い色素に熱を加えることで根元の細胞の活動を止める、ということで説明されました。

脱毛できるかどうかは、細胞の毛周期と呼ばれるサイクルのなかで、活発に細胞分裂しているかどうかが関係しており、休んでいるときに照射しても、効果はありません。そのため、複数回の照射が必要となります。妻が何度も脇やその他の脱毛に通っていたのも、一回ではなくならないためでした。

ひげ脱毛にかかる料金

美容外科により様々な料金形態があります。大きく2通りあって、

定額支払いで回数無制限
レーザー照射ごとに料金支払い

という2種類どちらかを選ぶところが多いようです。私が選んだ美容外科には、定額支払いはなく照射のたびに料金を支払う必要がありました。

一口にひげといっても、部位が細かく分かれており鼻の下の口周囲、あご、ほほ、首回りなどでそれぞれ料金が定められていました。私が行った美容外科で気に入ったのは、部位ごとの料金支払いだけでなくスポット照射でピンポイントにレーザーを当てるといった施術も可能で、その人に合わせて細かく料金を選べることでした。

私の体験談

ひげの濃さや面積は人によって大きく異なるため、何回で満足のいく脱毛結果が得られるのかははっきりとしません。自分は濃いと自覚している人は定額支払いで回数制限のない美容外科を選ぶのが良いでしょう。

結果として、満足のいく脱毛された状態になるまで、私がかけたコストは11万円ほど。産毛や色素の薄い毛があるので、完全に髭剃りなしというわけにはいきませんが、週に一度カミソリを持てば十分というくらいにはなりました。髭剃りから解放されたことで、お風呂にかける時間が短くなったので、かけたコストの分はこれからの人生で回収できると踏んでいます。

痛みについては、よく言われる「ひっぱったゴムで弾かれるような」という表現はまさしく正しいような気がします。面積が広く、濃い人ほど痛いでしょうね。私は面積は狭いですが、顎や口の周囲が濃かったので、最初はややつらい痛さでした。

全部で通った回数は10回程、3ヶ月から4ヵ月に一度で3年がかりで。ひげのヘリ方としては、おおむね1割ずつ減るという感じ。90%→81%→72.9%という減り方が体感と合っています。