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あげくの果てのカノン / 米代恭(5)、ゼリーとの戦いに決着して、それぞれの人生を進むカノン・初穂・堺先輩

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あげくの果てのカノン(5) (ビッグコミックス)

4巻のあらすじと感想

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SFと不倫が交差するマンガ。夫の心変わりに嫉妬した妻の初穂が、クラゲを解き放って逃げ出します。逃げた先の牧場で、駆除だけではない何らかの対策を練り始めます。

カノンに惚れていた堺先輩でしたが、心変わりを起こして再び心が他の女性へと移りました。

5巻あらすじと感想(ネタバレ注意)

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  1. メメちゃんが暴走して、自分でケリを付けなければと決心し、東京に戻ることを決めた初穂。東京ではゼリーが暴発して黒い塵を噴出し始めます。ゼリーは、修繕などの応用が考えられることから、あえて定期的な心臓破壊に留めてこれまでバランスを保っていましたが、初穂がゼリーを解き放ったことでその制御が効かなくなっていました。

  2. 初穂から情報をもらった堺は、心変わりしたまま不倫したことを誤りながら暴発を止めるためにゼリーに特攻します。2人の様子はテレビで中継され、カノンはお互いを支え合い、尊重し合う夫婦の姿に心を打たれます。

  3. 先輩を忘れようとカノンが思いを決めて10年後、とあるカフェで活き活きと働く姿がありました。やってきたヒロから、初穂が離婚してから主治医だったカウンセラーと再婚したことを知らされます。堺のその後は、誰も知りませんでした。

  4. 荷物の配送業者としてやってきた堺と再開するカノン。向こうはカノンに気づきませんでしたが、出会った瞬間カノンの恋心は再燃します。

SF的な部分はすべてギミックで、カノンの気持ち悪いくらい一途な恋心で引っ張る興味深い作品でしたね。私は、途中から初穂視点で楽しく読んでいました。

あげくの果てのカノン(5) (ビッグコミックス)

あげくの果てのカノン(5) (ビッグコミックス)

あげくの果てのカノン 5 (ビッグコミックス)

あげくの果てのカノン 5 (ビッグコミックス)

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