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人形の国 / 弐瓶勉(6)、皇帝の予知を打ち破る復活エスローの弾丸

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人形の国(6) (シリウスコミックス)

5巻のあらすじと感想

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皇帝の未来予知の力によって重症を負ったエスロー。エスローを復活させるためにエナを集めるケーシャとタイターニアでしたが、帝国の追手が迫っていました。ジェイトの巨大クローンに人工コードを宿し、その能力でエスローたちの行方を追います。カジワンは真地底教会という集団を作り、人形病患者を再生させて勢力を広げていました。

6巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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  1. ジェイトのクローンであるアジェイトは、瞬間的に広大な範囲の自動機械と通信して情報を集めます。集めた情報から、ケーシャの行方がバレます。超構造体の中に避難しようとするケーシャに、仲間として帝国を抜けた転生者のワサブが加わります。

  2. ここまでの展開はすべて皇帝スオウニチコの予知通りで、皇帝の指示によって物質転送能力を持つリナイが、その力を発揮します。巨大な超構造体をまるごと地表に転送し、帝国の移動首都モースウルベで持ち去ろうとします。

  3. モースウルベから姿を表した皇帝スオウニチコを狙って登場したのがカジワン。再生者が操る大量の人形病患者とともに帝国に襲いかかりますが、上級転生者たちにあっさりと撃退されます。

  4. 皇帝の予知によってケーシャたちは捕らわれ、復活したエスローのAMBの弾丸も予知によってかわされます。しかし、ここから皇帝の予知になかった展開が始まり、落ち着いていた皇帝が動揺を見せます。エスローの能力が未来改変だと直感する皇帝。

  5. 復活したエスローとともに脱出したタイターニアは、一瞬の隙に皇帝に触れて心を読み取っていました。安全な場所まで逃げてきてから、皇帝の能力について話し始めます。

皇帝の未来予知に何か制約や条件があるのかと思ったら、エスローの方に未来改変という完全にメタな能力がありました。こちらの未来改変の方に、AMBを撃たないと発動しないといった制約があるような気がしますね。完全に噛ませ犬キャラだったカジワンはとりあえず生き残っているので、また引っ掻き回す役で登場しそうです。

人形の国(6) (シリウスコミックス)

人形の国(6) (シリウスコミックス)

  • 作者:弐瓶勉
  • 発売日: 2020/05/08
  • メディア: Kindle版

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