AviUtlを使って、倍速の動画を作成する手順のメモです。動画ファイルの画像、音声、音声ピッチをそれぞれ編集します。AviUtlの使い方は多様なので、ここで述べる方法でなくとも動画を倍速にすることは可能です。
動画を2倍速に
動画ファイルを読み込むと、動画ファイル[標準描画]ウィンドウの「再生速度」が100になっています。この100を200に変えます。150にすると1.5倍速、300にすると3倍速になります。
動画の再生速度を2倍に変更すると、長さが1/2になります。しかし、音声の長さはそのままです。
音声を2倍速に
音声を2倍速にするときには、長さを変更します。拡張編集ウィンドウの音声バーを右クリックして、「長さの変更」を選択します。2倍速にする場合は、秒数指定で現在の音声の秒数を半分にします。
これで2倍速の動画になりましたが、そのまま再生すると、音声が1オクターブ高くなります。再生速度を圧縮した状態で、通常の高さの音声を流すときには、ピッチの調整が必要になります。以下で、ピッチを調整する方法の1つを述べます。
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ピッチ調整プラグインのインストール
一度プラグインをインストールすると、2回目以降はインストール作業不要です。
@rikky_mausu氏が作成したピッチ調整プラグインを、ダウンロードします。アーカイブを展開すると、「pitch.auf」というファイルが出てくるので、aviutl.exeやexedit.aufと同じフォルダに置きます。これでインストール完了です。
音声を1オクターブ下に
拡張編集ウィンドウの3番目のレイヤーで右クリックして、「フィルタオブジェクトの追加」から「ピッチの調節」を選択します。追加したピッチの調節オブジェクトの長さを、音声のピッチを変更したい範囲に長さ変更して、1オクターブ下げるためにピッチを-100にします。2オクターブ下げたければ、-200です。
「範囲指定」で「最後のオブジェクト位置を最終フレーム」にして、動画をファイルとして保存します。
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