5巻のあらすじと感想
美大受験を描くマンガ。主人公の八虎が目指すのは、最難関にして最高倍率の東京藝術大学。
センター試験を終えて、とうとう1次試験が始まります。「自画像」の課題に対して、自分の二面性をうまく1枚の絵に描き込んで突破した八虎。
3日間かけて1枚の油絵を描く2次試験が始まります。
6巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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2次試験の課題は、アトリエ内とモデルを組み合わせて自由に描けというもの。モチーフはヌードモデルでした。体調の優れない八虎は、試験が始まるも残り2時間というところまで寝てしまい、できたのは構図決めと下塗りだけと、1日目からかなり出遅れてしまいます。
予備校の大葉先生からは飛び道具を使ってみないかとのススメがあり、2日目は人の形を残して塗りつぶして、油絵でキャンパスの地をあえて残し、わかりやすくテーマを演出し始めます。
3日目、油絵を仕上げた上で、選考される要素であるスケッチブックの仕上げも終えて試験は終了。合格発表で自分の番号があることを確認し、現役合格を果たします。
全員が同じ場所で全く違う絵を描いて順位をつけるっていうのがもう普通の受験とはまったく違う世界です。点数だけで結果が返ってくる試験とは違いますね。マンガはここで終わらず、大学生活へと続いていくようです。
- 作者:山口つばさ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2019/11/22
- メディア: Kindle版
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