別冊ヤングチャンピオン連載のサスペンスSF。未来を予言する祖父のスクラップブックをもとに、事件や事故を未然に防ごうとする女性。非力ながらその女性をサポートしようと奮闘する主人公たちが描かれます。
1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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大学で東京郊外に下宿し始めた西寺遼太は、講義でいつも寝ている神薙絢女が気になっていました。西寺の友人が、九州出身の同じ大学1年生の有馬照彦。西寺と有馬の2人は、神薙を観察して、まるで未来がわかっていたかのように未然に事故を防いでいることに気付きます。
神薙から事情を聞く2人。戦争から帰ってきた神薙の祖父には、予知能力があって未来の事件を写真に残していました。そのスクラップブックには、1年後の日付で爆発事故と思しき写真があり、西寺は自分の首がチラッと写っているのを見つけます。
神薙に協力を申し出た2人は、協力して未然に事故を防ぎます。西寺は、1年後に日付に向けて、死亡事故らしき写真が増えることを不審に感じました。自分の手を汚さず殺人を繰り返す凶悪犯の存在に祖父が気づいていたのではないかという仮説を立てます。
1巻の最後、警察官を名乗る男が西寺の家にやってきて扉を開けるとスタンガンで気絶させられて車に載せられます。
冒頭シーンの大学の講義で寝ていて、講師に名指しで呼びかけられる描写が気になりました。普通の大学ではあり得ない妙なシーンですね。名前を覚えられていることもそうですし、わざわざ講義で寝ている人を気にするのも変です。何の伏線でもなく、ただ単に大学っぽいシーンを描いただけなんでしょうけど。
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