前作のあらすじと感想
無人島でBIMと呼ばれる小型爆弾を使って殺しあうという、ゲームがそのまま現実になった戦いを描いた前作「BTOOOM!」。ゲームを運営するティラノスジャパンと、ティラノスジャパンを通じて世界を支配しようとするシュヴァーリッツ財団との戦いが2通りのエンディングを迎えました。
完全な続編というわけではないですが、世界は続いており、BTOOOM!はBIMを使った殺し合いを世界中にネット配信するデスゲームとなっていました。
1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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世界中で大流行しているBTOOOM!に参加するため、転売されていた「指名状」を買って自分自身を指名したネット配信者の管。映像がCGで配信されているので、本当に殺し合いをしているのかという疑惑の声がありました。
ゲームには参加するも殺し合いには巻き込まれず傍観者に徹する方針だった管ですが、正義感から襲われていた少女を助けようとして狙われることとなります。助けた少女の名前は巴美咲と言いました。
管が参加してBTOOOM!の真実を暴こうと決意したのは、親友のSHOが姿を消したからでした。SHOが死んだ痕跡を見つけてしまう管。生配信している自分の戦闘に付くコメントを参考にしながら生き抜いて、このゲームをつぶすことを決意します。
バトルロワイアルと同じ方式でセーフゾーンが展開されるイベントが始まり、プレイヤーたちは近づくことを余儀なくされます。姉弟のチカとヤスの2人組との戦いになり、さらに乱入してきた女子高生っぽい敵に巴が襲われます。二重人格で突如として怪力を発揮して女子高生を放り投げる巴。
シリアスな感じはだいぶなくなりましたね。BTOOOM!としてのBIMの種類などの設定は完全にそのまま。新たに、視聴者による「拍手」が貯まるとドローンからアイテムが支給されるというルールが追加されています。
- 作者: 井上淳哉,伊藤洋樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2018/11/09
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