8巻のあらすじと感想
高校生活も馴染んできて、2年生に進級した真実たち。みんな働きながら高校に通う中、ヒロイン莉央の悩みが深くなってきています。
9巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
広告
交流会を終えて、自分も働いてみようと一歩踏み出す莉央。バイトに応募して、ファミレスで働き始めます。そこでは、真実のことを好きで一悶着あった中島あかりも働いていました。
苦学生で大学に行きながら強大の面倒も見てバイトも掛け持ちする岬が登場。莉央が岬と仲良くしているところを、真彩が見てしまいます。隠し事のできない真彩の様子から、真実が不安に。
若葉や一条と一緒に、莉央が働いているファミレスに行く真実。そこで、岬と話して「俺の彼女なんだ」と力強く宣言します。莉央が暴走して、岬が好きなのはあかりだと口走ってしまうシーンもあり、甘酸っぱい青春シーンが繰り広げられます。
9巻の最後は、その莉央の働くファミレスに配送業者として真実の父がやってくるシーン。莉央が「いつもお疲れ様です」と挨拶するところで不穏な空気が漂います。
後書きでは、いつもどおり、佐々木先生の思い出が語られます。9巻のエピソードもやはり通信制高校時代にファミレスでバイトしていたことが下敷きになっているとか。ありきたりな展開は多いんですが読ませる力があるのは、やはりキャラクターの成長が丁寧に描かれるから。作者の成長と重ね合わせて話が作り込まれているんでしょう。
- 作者: 佐々木ミノル
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2017/11/29
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
- 作者: 佐々木ミノル
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2017/11/29
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
10巻のあらすじと感想
広告