69話のあらすじと感想
イベント「海賊王との決闘ゲーム」がスタート。カナメたちは、海兵側で24時間宝を守る、あるいは海賊側の鍵を奪って宝を取ればクリアとなります。
敵である海賊側は、強力な異能を持つ幹部に鍵をもたせて攻め込んできます。怪力で巨漢サイハから、イヌカイが鍵を奪取しますが、海賊船から出てきたコウウをひと目見て逃げ出します。念動系の異能を持ち、宝物庫を1つ落とした少年エンリと戦うのは龍と雪蘭の2人。ウツロギには、カナメとシュカの2人で対応しますが、勝てそうな気配がありません。
海賊王イベントに参加していない人たちも、混沌の鼠(グリード)が現れたことに寄って、急遽GMによって開催されたイベントに巻き込まれていました。小型の熊のようなグリードは討伐されていきますが、超巨大なマンモスのようなグリードが登場します。
70話のあらすじと感想(ネタバレ注意)
広告
マンモスのようなグリードが暴れ始めてから、討伐10000ポイントが設定されたのを見て、このイベントはGMが意図したものではなく対応が後手に回っていると感じるレイン。マンモス相手では熊には効いた警察や自衛隊の銃火器が通用せず、吹き出す強力な酸によって
エンリは龍と雪蘭の2人がかりですら苦戦するほどの使い手で、龍は片腕を刀で突き刺され、見せたくなかった異能を使うことを余儀なくされます。龍の異能「虚無の王」は、エイスの王と同じ空間制御系で、打ち出した銃弾が軌道から消えてエンリの眼前に飛び出します。しかし、その銃弾ですらも信じられない反射神経で念動によって曲げられます。片腕を落として退却する龍と雪蘭。
コウウは異能かどうかわかりませんが、船内の壁ごと広範囲に切り裂いて防衛を一網打尽にして宝物庫を落とします。カナメは、雪蘭も苦戦していることや、自身もウツロギに勝てそうにないことから、つきあっていられないと「まともには戦ってやらねえ」と宣言します。
搦め手で反撃を開始するであろう次号が楽しみになる展開。グリードの方はマンモスをどうやって倒すのか気になる、ということで盛り上がってきました。
71話のあらすじと感想
広告