74話のあらすじと感想
イベント「海賊王との決闘ゲーム」で、犠牲者をへらすために戦略的な降伏を選んで捕虜となったカナメたち。自分たちの板世界とは異なる歴史を歩む世界線Oにやってきます。
やってきた世界では異能のことを荒神力と呼び、皇族が使用者を独占していました。カナメとシュカはククリという少女と仲良くなって、軟禁されていた屋敷を抜け出しますが、ククリを狙う怪しい者たちが動き始めます。
75話のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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龍たちはカナメと違って屋敷を抜け出す気はまったくなく、図書室に籠もりきりで平行世界の歴史がどうなっていたのかを追いかけていました。カナメたちの軟禁が長引いていたのは、コウウ将軍が力をつけるのを快く思わない勢力がいるからでした。軍は大きく近衛・陸軍・海軍に分かれていましたが、コウウ将軍が掌握しているのは近衛だけで、皇族が独占している戦力を虎視眈々と狙っていました。
ククリと一緒に戦勝パレードを楽しむカナメたちでしたが、ククリを捕らえようとする一派が襲いかかってきたことで、異能を使ってあっという間に制圧することになります。
カナメたちが暴れた報告を聞いて悩ましげな表情を見せるコウウ将軍。ククリはコウウの妹ということでしたが、このコウウが「ククリ様」と呼ぶ高い位にあることが示唆されます。カナメたちをどうするのか問われたコウウは「皇室護衛官を復活させる」と言います。
コウウに付き合って、ククリの護衛として陸軍や海軍と戦う流れになってきました。スマホがないから、異能を目覚めさせるのも一苦労という文明レベルの世界なのでしょうけど、敵が異能なしなら戦いにならないような気もします。まだ何かフックがありそうですね。
76話のあらすじと感想
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