54話のあらすじと感想
終末ヨミコの正体、そしてデッドチューブの成り立ちが明らかになった54話。すべての黒幕は町谷の父親で、「最高の映像を撮る」という目的のためだけに、娘の命すら差し出すほどの狂った思想を見せつけ、町谷は崩れ落ちます。
55話のあらすじと感想(ネタバレ注意)
広告
真城は町谷父を殺そうとしますが、町谷父は自分を殺したら三輪さんを助けられないといいます。町谷に言うことなら何でも聞く真城に、自分の相手をさせろと迫る父は、そうすれば母の最期を教えてやると言い放ちます。母すらデッドチューブのために犠牲になっていたという事実が明らかに。
父の提案を一蹴する町谷。三輪さんはジャスティスメンとクレイジーラスカルの助けによって廃校からの脱出に成功します。ジャスティスメンとクレイジーラスカルが手を組んだ理由がわからない父に、被写体のことを何も考えていないのは三流だと挑発する町谷。
「僕がこれから父さんをどうやって殺すか当てる」ゲームを町谷が持ちかけると、父は乗ってきます。妹と同じ目に遭わせて殺すつもりだろうと言いますが、町谷の答えはハズレ。
「父さんにとって最大の苦痛」を味わって死ぬべきだという町谷は、父を廃校の中に放ちます。ゾンビたちに襲われ絶体絶命になるも、内心では自分の死がライバルだった真城を超える刺激的な動画になることをよろこぶ父。町谷はカメラを回していないことを告げ、最大の苦痛が難の記録にも残らずただ無意味に死ぬことだといいます。絶望して死んでいく町谷父。
終末ヨミコ編はダラダラした展開が続いている印象でしたが、最後に一気に伏線を回収してきました。次号から新章突入の予告。3人のデッドチューブ創設者のうち、出てきていないもう1人の英才教育を施されたという子どもが登場しそうですね。
56話のあらすじと感想
広告