22巻までのあらすじと感想
ずっと続く最終盤。魔法使いを一人残らず殺すまで動くホールくんを倒そうとカイマンが奮闘します。全然ストーリーが進まず、162話でもそれほど目新しい展開があったというわけではありませんが、終幕に向かう上で重要な情報がいろいろ明らかになりました。
162話のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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キリオンが見た上空に浮かぶドアに、ホールくんの中から到達するカイマン。チダルマに案内されて、ホールくんの中核を成す沼から、ドロを吸い上げて魔法使いの世界に雨を降らせている様子をカイマンが確認します。魔法使いとなったカイマンを敵と認識して襲いかかる大量の死体と会川の首。
キノコの中で何とか生き延びていた煙たちですが、キノコが溶かされて絶体絶命。消の知恵でなんとかしようと意見を求めると「私の魔法でなんとかなりそう」という力強い発言が飛び出します。能井が消を直すと、消の透明にする魔法は力を抑えた状態で、本来の性能は「すべてのものを非物質化し、この世界から完全に消すこと」であることを明かします。
消の魔法が、煙をはるかに凌駕する白兵戦最強の魔法であることがわかりました。カイマンとのちょっとしたやり取りでしたが、他の悪魔たちとの賭けで、チダルマは自身の命を対象にしていたようなことを仄めかしますね。ホールくんはチダルマを敵とは認識せず、チダルマもあくまでホールくんを傍観する様子。カイマンと消や煙の力でホールくんを倒し、賭けに負けたチダルマが消えるんでしょう。
それにしてもカイマンのギョーザの魔法は、攻撃や回復、防御となんでもあり過ぎですね。
163話のあらすじと感想
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