2巻のあらすじと感想
中堅中学受験塾「桜花ゼミナール」を舞台に、講師視点で中学受験の世界を描くマンガ。2巻では志望校選びや、親視点での子供への課金ゲーなどが出てきました。
3巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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基本的な理解度が低く、ケアレスミスの多いRクラスを担当する佐倉先生。解けない、問題が多いという焦りがミスを生んでいることを指摘され、偏差値50を目指してクラスを底上げしていきます。
フェニックスの灰谷先生と県立美術館でばったり佐倉先生は、黒木先生だけでなく灰谷先生にも「子どもの夢を中学受験で指針にするなんて論外」とばっさり切り捨てられます。夢など関係ない、常に偏差値の高い学校を目指すべき、夢なんて叶えられるのはほんの一握り、せめていろんな職業を選べる高い学歴を子どもたちに与えてあげるべき、というぐうの音も出ない正論を述べる灰谷先生。
桜花ゼミナール社長と黒木先生の会話から、例のあの子と呼ぶ誰かに生かせる教え方を覚えるために桜花ゼミナールになってきたことがわかります。6月に入ってから保護者面談と、テスト結果でのクラス分けというシビアなイベントが続き、受験の天王山と言われる夏期講習が始まります。
1か月ごとに進学塾のイベントは続きますね。東京に住んで母が専業主婦で私立中学を目指して塾に通えるという時点でかなりアッパー層しかいない世界な気もしますが、金の力だけでは解決できないシビアな現実も見えますね。私の家庭では、とてもじゃないけど子どもたちをみんな私立中学にはやれませんし、塾にコストもかけられない気がします。
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4巻のあらすじと感想
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