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二月の勝者 ー絶対合格の教室ー / 高瀬志帆(4)、夏期講習に入って勃発するトラブルの連続

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二月の勝者 ―絶対合格の教室―(4) (ビッグコミックス)

3巻のあらすじと感想

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中堅中学受験塾「桜花ゼミナール」を舞台に、講師視点で中学受験の世界を描くマンガ。1か月ごとに、イベントが目白押しで6月は保護者面談とテストの点数でのクラス分けがありました。

4巻では7月の入り、夏期講習がスタートします。

4巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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  1. 桜花ゼミナール生の中でもかなり勉強ができる島津は、家庭に問題を抱えていました。その問題が塾の中での生徒間のトラブルという形で噴出。父親が母親に繰り返し言い続けている「偏差値60以下の学校に行くやつなんてゴミ」という意味の発言を他の生徒に向け、喧嘩になってしまいます。支配的な父親が元凶で、自分の成績が悪くなると母親がいじめられると思いこんでいることを察した母親は、父親に反旗を翻します。

  2. イマイチ受験に現実味が無い生徒たちに危機感をもたせるための方策が、塾のOB・OGとの交流。志望校に進学できた生徒や、落ちて第二志望に進学した生徒と会うことで、落ちたり合格したりが現実なんだと思い知らせます。

  3. 風俗街に黒木先生がいたという噂を聞いた佐倉先生は、夜に後をつけます。そこで、怪しい雑居ビルで勉強を教えているのではないかと示唆される様子が見られます。

恥ずかしながら私も、大学生の頃は「偏差値50以下の大学にわざわざ高い学費を払って行く理由がわからない」と本気で思っていました。お手軽に論破するなら、「お前が見下してる偏差値50以下の大学を無くしていったら、いずれお前の通ってる大学も偏差値50以下になるんやで」ってところでしょうか。大学進学率が50%なんだから、その中で偏差値のような基準で順位をつけたらそりゃ50以下もあるでしょ、という話です。

4巻に出てきた黒木先生の高校受験に対する本音がいいですね。「高校受験?大っ嫌いです」「同じ学力の子が並んでたら、より「先生に好かれる生徒」の方が有利なんですよ?」。

二月の勝者 ―絶対合格の教室―(4) (ビッグコミックス)

二月の勝者 ―絶対合格の教室―(4) (ビッグコミックス)

二月の勝者 ー絶対合格の教室ー (4) (ビッグコミックス)

二月の勝者 ー絶対合格の教室ー (4) (ビッグコミックス)

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