1巻と2巻のあらすじと感想
地球の気温を操作する科学力を持ち、人類を家畜化して食糧にする宇宙人に支配された世界。一般人は支配されていることも知らず、首相は傀儡。主人公のナツネたちは、人間を食糧として加工する工場に運び込まれますが、そこから逃げて宇宙人に反撃するために行動します。パニックホラーかと思っていたら、主人公たちが宇宙人に十分対抗できそうな超人ばかりだということが明らかになってきました。
伊江は、瞬間記憶能力の持ち主で、一度でも見た情報は完全に記憶できます。
ナツネは、実験によって生まれた「増殖種」と呼ばれる再生能力を持つ人間
工場の和泉所長の指示により、宇宙人を殺した伊江たちを捕らえるために化け物が解き放たれます。4巻では、山引が伊江やナツネを凌駕する超人であることが判明しました。
3巻と4巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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2巻の最後の17人は、職員の中から宇宙人の幼体の餌になる人の数のことでした。抽選により、選ばれた職員が犠牲になります。
伊江たちを捕らえるために、人体を改造して驚異的な能力を手に入れた「夕凪の会」という組織の化け物たちが行動を始めます。体表を自在に変えて透明になる怪人に捕らえられる伊江たち。
伊江たちを助けに来たナツネと山引は、怪人たちを次々に倒していきます。夕凪の会を率いる桐生という男は、山引の姿を見てうろたえます。桐生を「お義父さん」と呼ぶ山引。
山引は、かつて桐生教授のもとで研究する学生でした。まったく功名心のない山引の天才的な遺伝子研究の成果を自分の手柄として発表した桐生。バイセクシャルでプレイボーイな山引を自分の娘と結婚させ、成果を自分のものとして発表し続けて順風満帆な桐生でしたが、山引が新たな生命を作り出す研究に勝手に取り組み始めて危機感を覚えます。
遺伝子を組み替えて新たな人類を生み出そうとする山引を止めるため、致死量を超える放射線を浴びせて殺そうとする桐生。しかし、山引はズタズタなった自分の染色体を修復するために様々な生物のDNAを自分に注入して蘇っていました。山引を助けようとして放射線を浴びた桐生の娘は、同じようにDNAを注入されて猿の姿に。失意の桐生は、その後、今の施設に拾われて人体改造の研究に取り組んでいました。
部下を全員殺されるも、山引を刺す桐生。
あらゆる生物の能力を持つテラフォーマーズ的な怪物であることが明らかになった山引。主人公が我がこうまで強いと、宇宙人との戦いもギリギリ感がなくなりそうですけど大丈夫なんでしょうか。
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5巻のあらすじと感想
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