3巻と4巻のあらすじと感想
地球の気温を操作する科学力を持ち、人類を家畜化して食糧にする宇宙人に支配された世界。工場の和泉所長の指示により、宇宙人を殺した伊江たちを捕らえるために化け物が解き放たれます。あらゆる生き物のDNAを取り込んだ天才研究者であることが明らかになった山引により、化け物に指示を下す桐生が追い詰められます。
5巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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桐生は山引を刺しますが、山引はピンピンしており全く意に介しません。桐生は、自分が体を改造した部下たちに襲われて死亡。
工場が突如として停電し、緊急放送により避難するようアナウンスがなされます。心当たりのある人物は所長室に来るように、というメッセージでナツネが呼び出されます。母親の情報を出されて激昂するナツネについていく伊江たち。所長室に入ると、ナツネが撃たれて首を切られ、殺されます。
所長は、この停電が単なるトラブルでなく、宇宙人たちを殺すために入念に計画していたことを語ります。宇宙人たちを殺すために、食料となる増殖種を殺すことは必須でした。父もまた、かつての工場長で、6歳からずっとこの地下施設で育ち、自分のミスでナツネの母親を逃していました。工場の電源を断たれた宇宙人たちは、すぐさま共食いを始めます。
部下の花島は、クイーンと呼ばれる宇宙人の卵を生み出す個体を恐れますが、クイーンが操作するパネルも和泉の手で電磁波攻撃によりシャットアウトされていました。パネルは、宇宙船を操作するもので、かつて地球に飛来した宇宙人たちは深海深くに宇宙船とともに潜り、メタンハイドレートを大量に大気中に放出して、地球の温暖化を操っていました。
最も知能の高い個体であるクイーンが共食いに会う様子を見て「勝利した」と語る和泉。その和泉を花島が刺します。
4巻と5巻の終わり方が全く同じ。しかし、和泉は死ぬんでしょう。そして、この程度であっさり宇宙人が撃退される展開はどう考えてもありえません。6巻は共食いを始めた宇宙人たちが襲いかかる普通のパニックホラー路線に一旦回帰しそうですね。
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6巻のあらすじと感想
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