5巻のあらすじと感想
地球の気温を操作する科学力を持ち、人類を家畜化して食糧にする宇宙人に支配された世界。工場の和泉所長は、化け物たちに従うフリをして一網打尽の機会を狙っており、周到に用意していた仕掛けを炸裂させます。工場を停電させ、クイーンが手にしていたタブレットを無効化。化け物たちは飢餓から共食いを始めます。
6巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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花島は「逃げて」と言いながら所長をメッタ刺しにします。体にはクイーンから伸びた触手が刺さっており、操られていました。花島によって工場の扉が開かれ、飢えた化け物たちが工場の外へと解放されます。
花島の口を介してクイーンの絶望が語られます。知能と繁殖能力が高すぎるゆえに母星を食いつぶして滅んだ化け物たちは、クイーンだけが産卵できるように体を改造して宇宙を渡って地球にたどり着いていました。しかし、工場内で飢餓状態に置かれたために繁殖能力を取り戻し、地上で一気に繁殖を始めます。この星が食いつぶされるのも時間の問題だと話すクイーン。人間が猿から進化して知性を持ったのも化け物の先遣隊の手によるもので、増殖種の開発もクイーンの意思で、この星で共存することが望みだったがそれも潰えたことを語ります。
首を切られて死んだかに見えたナツネでしたが、山引が脳の一部を自身の体に埋め込み、そこから再生して復活します。化け物にただならぬ憎しみを抱くナツネは、山引の「死ぬほどの苦痛に耐えることができたら・・奴らを根絶やしにできる」という提案に乗ります。
山引は、ナツネの体を食いちぎり始めます。山引の体には現れる数えきれない山引の顔。
次巻が最終巻となることが予告されました。増殖したナツネが敵を根絶やしにする切り札となるようです。主人公の瞬間記憶は、まったく役に立たないので展開的に切り捨てられたようです。
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7巻のあらすじと感想
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