ヒノワが征く！ / タカヒロ / strelka(1)(2)、アカメが海を渡ってたどり着いた東方未開の島ワコクで始まるヒノワの戦い

「アカメが斬る！」の続編。といってもストーリーは直接つながっておらず、戦いの舞台になっているのは日本をモデルにした別の国。アカメは登場しますが、あくまで脇役で、主人公はタイトルになっているヒノワ。帝具に相当する武器として、新たに冥宝が出てきます。

1巻と2巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

広告

1. 東方未開の島ワコク、22の国が覇権を争う戦国時代、は西側にある半島で、砂竜国が同盟国、天狼国が敵国という関係でした。アカメは蒼海国の船が難破して八重波村に流れ着きます。アカメが知るワコクの知識は1000年前のもので、海を隔てて交流がないのは、異形と呼ばれる巨大な怪物が海を支配しているからでした。

2. アカメは八重波村でヒノワと出会い、ヒノワたちを鍛えている仙人と呼ばれる男と交流します。アカメの目的は、自身の体の村雨の呪いを解くことと、インクルシオと同化したタツミをもとに戻すことでした。

3. アカメが目立つのは序盤だけで、アカメが剣を教えたヒノワとその仲間たちの戦いがメインストーリーとなります。武勲を立てるために、敵国である天狼軍との戦いに身を投じるヒノワたち。 ヒノワの前に立ちふさがるのは天狼軍の武将でヒノワの母を殺したヨミヒメ。

4. ヨミヒメは、冥宝と呼ばれる武器を使いこなしてヒノワたちを圧倒します。対抗するために自分たちにも冥宝が必要であることを実感するヒノワ。冥宝は、異形の身体を材料に作られる武器でした。仲間たちと共に異形を倒して冥宝を手にしたヒノワたちの前に、天狼軍の総大将キョウコツが立ちふさがります。

今のところ、冥宝はちょっと強い武器くらいの扱いで、能力バトルっぽくなっていませんね。アカメが斬る！よりも、いわゆる王道ストーリーを歩むスピンオフって感じがします。

ヒノワが征く！ 1巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス)

ヒノワが征く!(1) (ビッグガンガンコミックス)

ヒノワが征く！ 2巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス)

ヒノワが征く! (2) (ビッグガンガンコミックス)

広告