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ウォール街のランダム・ウォーカー / バートン・マルキール、読み直して考える2017年の振り返りと2018年の展望

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ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉――株式投資の不滅の真理

明けましておめでとうございます。自分以外にどなたがこのエントリを読むのかわかりませんが、2018年もよろしくお願いいたします。

年に一度、落ち着いて長期的な資産運用について考える時間です。「ウォール街のランダム・ウォーカー」を読み返しています。最初にチューリップの例があることを確認し、いつかそのうち仮想通貨の章が追加されたりすることもあるのかなと考えたり。去年は、初めて読んだときにはほとんど意識しなかったドナルド・トランプ氏について書かれている部分に気がついたりと、読み返すと発見があります。

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書かれている内容を実践するのは至極簡単で、指数に連動するインデックス投資を長期に渡って継続するという一点のみです。個人投資家にとって最も大きな武器は時間であり、少数が大勝ちするプロもシロウトもいる相場にあって平均をとれるインデックス投資はいつでもベターな選択肢です。

2017年の振り返り

上げ相場の一年でしたね。ほったらかしているだけで、保有株式の時価総額が上がりましたが、何もしていないので実感がありません。仮想通貨の価値がとんでもなく上がってチューリップを超えましたが、私はノータッチです。これからも保有することはなさそうです。

2017年の半ばに、住宅を賃貸から持ち家にしたので、資産構成が大きく変わっています。BSの借り入れが大きく膨らみました。キャッシュフローは、家賃とローン返済の金額が変わらないのでそれほど違いはありません。残念ながら、都心部の駅に近いわけでもなく、売却が狙えるタワマンでもない郊外の家なので、資産運用という面で見るとあまりいい選択とは言えません。

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子供が増えてきて、親の協力を得ながら、待機児童の心配なく子供を保育園に預けて共働きを継続するための苦渋の決断でした。買うなら買うで、住宅ローン減税や長期優良住宅の固定資産税減免はフル活用しています。

予想外だったのは、車を買わなければならなくなってしまったこと。維持費がのしかかるので、月々の家計は大幅に悪化しました。これも2人以上の子供を保育園に預けながら共働きするためのコストと割り切るしかありません。

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2018年の投資戦略

住宅ローンが家計のバランスシートに入ったことで、アンテナを1つ余分に張る必要が出てきました。固定と変動の選択肢があり、そのミックスも考えられる中、私はすべて変動金利を選択しました。金利の小さいローンは、0.5~0.6の範囲に入っており、繰り上げ返済のしやすさや他の各種サービスなどで差別化されていましたが、よほど高額のローンにしない限り、そこまでの差はありませんでした。

さらに金利が下がればローンの借換え、急激なインフレで金利が上昇するなら繰り上げ返済(ローンはキャッシュで払える)する可能性があるので、動向は中止します。ただ、金利の上昇は想像するのが難しい社会情勢ですね。

ふるさと納税の返礼品競争は一服し、年収850万円以上が高所得者(?)として増税のターゲットになり、厳しくなってきました。これまでに投資した株式は、Buy & Holdで複利の効果を享受しているので、これからも継続です。これからも変わりません。

いつでも投資できるように置いておいた余裕資金は、住宅購入の頭金へと姿を変えたので、大暴落で投資のチャンス到来となっても機敏に動くことはできなさそうです。

結局やることは変わりません。

  1. インデックス投資での積立を継続

  2. ふるさと納税、住宅ローン減税、NISAなどの制度をフル活用

  3. 子どもにかかる費用以外を徹底的に見直して、固定費削減

特に今年は3を頑張りたいですね。仕事が忙しくなって、子どもの世話に費やす時間も増えて、自由時間は減る一方なのに生活費が増えているのは、気づかない内に生活レベルが上がっている証左。削れるところはまだまだあるはずです。

ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉――株式投資の不滅の真理

ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉――株式投資の不滅の真理

ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理

ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理

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