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賭ケグルイ妄 / 河本ほむら / 柊裕一(1)、生志摩妄が主人公となり戦略一切なしの無謀なギャンブルに連戦連勝

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賭ケグルイ妄 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)

ギャンブルがすべてに優先する百花王学園を舞台にしたマンガ「賭ケグルイ」のスピンオフ。双は早乙女芽亜里が主人公でしたが、妄は敗北を厭わず命が危険になればなるほど興奮する生志摩妄が主人公。

見開きページの生徒会の描写で、壬生臣や聚楽の姿が見えないことから、時系列としては双よりも後で、本編よりも前のようです。

1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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  1. クラスメイトの鳳那々(おおとりなな)に目をつけられて借金を背負わされ、自殺しようとしていた濡羽綾女(ぬればあやめ)は、「屋上から落ちたら勝ち、落ちなければ負け」というギャンブルを出会ったばかりの妄に仕掛けられます。妄に蹴落とされたときに、とっさに妄の身体を掴んで落ちるのを拒み、ギャンブルは妄の勝利となります。

  2. 濡羽は、再びイカサマのあるブラックジャックで那々にはめられそうになりますが、そこに妄がやってきて、妄の手を使った「ハンド・ナイフ・トリック」を行うことになります。コンパスで指の間を順についていく小学生のやる遊びですが、手は自分のものではなく他人である妄のものという点が違います。生徒会美化委員である妄の手を傷つけるのを恐れる那々に、傷つけることを恐れない濡羽が勝利します。他人の手を傷つけながら勝利して嬉しそうな濡羽を見て、素質があると告げる妄。

  3. 濡羽は、妄の代打ちとして、美化委員長の妄を目の敵にする副委員長の羽々斬直愛(はばきりなおえ)と、「カード当て」ギャンブルに挑むことになります。カード当ては、羽々斬が並べた3枚のカードの1枚が当たりで2枚がはずれの中で、当たりを当てれば掛け金が3倍、はずれだと掛け金没収という単純なギャンブル。

  4. 目の前でカードを並べているところを見ているにも関わらず当てられない濡羽。羽々斬はセカンド(サード)ディールを使って、一番上ではなく二番目(三番目)からくばっていました。追い詰められた濡羽は、相手のトリックを見破るという予想された展開ではなく、目をつぶって運任せで選ぶことを選択。負けても他人(妄)の金だ、と豪語して運に任せる濡羽に興奮して喜ぶ妄。濡羽が見事1/3を当てて勝利します。

超人的なギャンブルの強さを持つ夢子、堅実に確率で勝利する芽亜里に対して、運任せ・他人任せで狂った勝ち方を見せる妄という第3のスピンオフが始まりました。(仮)もありますし、スピンオフでとことん推し進める編集部の方針みたいですね。

賭ケグルイ妄 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)

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賭ケグルイ妄(ミダリ)(1) (ガンガンコミックスJOKER)

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2巻のあらすじと感想

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