11巻のあらすじと感想
1人1票で、ギャンブルで票を奪い合う生徒会選挙。生徒会長と同じ百喰一族の自己紹介も一通り済んで、夢子の出番がやや少なくなり、早乙女芽亜里と桃喰リリカの戦いが11巻では描かれました。
12巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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選挙終了まで残り10日となって、上位陣の得票数が中間発表されます。1位等々喰定楽乃649票、2位桃喰綺羅莉578票、3位夢見弖ユメミ144票、5位早乙女芽亜里124票、6位蛇喰夢子62票、7位陰喰三欲61票。
元生徒会書記の五十嵐清華の提案により、上位得票者による票の集約イベント「大集約」が始まります。1位と2位を除く8人によるトーナメント制のギャンブルで、「じゃんけんポーカー」で勝者を決める戦い。5枚のカードが配られて、1枚を選んでベットやコール、レイズ、フォールドなどを票で行います。勝敗はじゃんけんの相性で、あいこの場合に残り4枚が出した1枚とかぶっている枚数が多いほうが勝つというルール。
1回戦、夢子と蟲喰恵利美の戦いは夢子があっさりと勝利。生志摩妄と西洞院百合子の戦いは内容の描写すらなく妄の勝利。ユメミと芽亜里の戦いは何のひねりもなく実力で芽亜里の勝利。尾喰茨と陰喰三欲の戦い、茨が嘘をつけないという自分の弱点を克服している様子を見せますが、三欲の勝利となります。
2回戦、夢子と妄の戦いは、妄のチェンジしたカードを隠し持つという雑なイカサマを看破した夢子の勝利。三欲と芽亜里の戦いは、三欲の針でカードに印をつけたイカサマを見破って、さらにペンでそのイカサマを逆用するという腕前を見せつけた芽亜里の勝利。
三欲に勝利した芽亜里は、「ようやくアンタとギャンブルできる」といい夢子に向き合います。
500票を賭けた参加キャラクターの豪華なギャンブルが展開されました。あまりひねりようのないシンプルなルールなので、意外な展開は特に無く順当に勝ちそうな方が勝ち上がっていきましたね。2巻連続で同じギャンブルが続くのは初めて。夢子と芽亜里の決着はかなりの見せ場なので、2人だけの特別ルールで、読者にも考えさせるような複雑な設定を追加してほしいところですね。
13巻のあらすじと感想
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