7巻のあらすじと感想
擬神兵の生まれた地エコールでエレインが死んでミリエリアを産んでいたことが明らかになりました。「神の声」「ソムニウム」という擬神兵を生み出すための重要なキーワードが登場し、エレインとハンクが幼い頃過ごした教会についての回想が始まります。
8巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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内戦で家族も記憶もなくしたハンクを助けたのが、同じく孤児だったエレインでした。ハンクの名もエレインがつけたもの。エレインは、孤児たちを指揮して匠に生き残ります。そのエレインの噂を聞きつけてやってきたのが教会でした。子どもたちを孤児院に入れ、エレインとハンクを教会学校で学ばせます。
教会は何らかの目的を持って才能ある子どもたちを集めていました。そこで、エレインとハンクはケインと出会い、親友となります。大統領候補と名高い有力議員の息子だったケインは、戦地に赴いていた母を亡くし悲嘆にくれます。父親は、政治家としてのし上がるためにすぐさま再婚。
教会で類稀なる頭の良さを発揮したエレインには、「異端として旧大陸を去らざるを得なかった我らの悲願」という怪しい文句が飛び出します。エレインの下げていた十字架が音を立てて輝きます。主席で卒業したエレインを待っていたのは、十字架のもとになった巨大な鉱石ソムニウムでした。「頭のいい子どもたちの中には神の声を聞いている子がいる」「それを探し出すことこそこの学舎の目的」と言われ、その神の声に気圧されて意識を失います。
旧大陸から渡ってきた異教がバックにあったんですね。ソムニウムは意識のある隕石か何かでしょうか。ハンクとケインの回想が混ざっていますが、2人共知らないエレインの過去をどうやって探っていくんでしょう。
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9巻のあらすじと感想
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