1巻のあらすじと感想
犯人視点で人間離れしたトリックに悪戦苦闘する様子がギャグ調で描かれるスピンオフ。小学生のころ夢中になって読んでいた金田一少年が、ここに来てこんな形で復活するとは、という驚きがあります。
2巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
2巻は、雪夜叉伝説・タロット山荘・悲恋湖伝説
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雪夜叉伝説と言えばなんといっても氷橋(すがばし)のトリック。命がけで氷橋を作るも、そもそも自分が渡るときに壊れないという保証はありません。さらに、明智を嵌めて自分の描いた推理に誘導しなければならないという高難易度のトリックを要求されました。極寒の中、明智にバレないよう凄まじい難易度の氷橋を作る作業をこなしておきながら、推理のときにはそんな様子を微塵も見せなかった金田一も実は凄いですね。
タロット山荘は東大卒の小城が、ハングドマンの上下を勘違いしたためにバレたという悲しい事件。最初の死体を、猛吹雪の中、風車にくくりつけてタロットに見立てるところからしてもう犯人してんだとギャグですね。
悲恋湖伝説は、イニシャルS.Kを無差別に殺すという時点でぶっとんだ動機でしたが、犯人視点でもやはりぶっとんでいました。偽ニュースのアナウンスや、橋の自動発火と、何気に高校生とは思えない下準備がありました。
2巻の事件がマガジンに連載されていたのは、1993年から1995年なんで余裕で20年以上前なんですよね。細かいところまで覚えていて、読んで笑える自分にも驚きです。
金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿(2) (週刊少年マガジンコミックス)
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3巻のあらすじと感想
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