最近、新連載がことごとく潰れていくヤングジャンプで、珍しくサスペンスもので打ち切りになることなく続いていきそうな雰囲気を見せつつある「魔風が吹く」。
1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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オレオレ詐欺の受け子をしていた堺翔平。友人の木村武彦(キムタケ)にバイトを頼まれ、ミッタンと一緒に現場に行くと、そこには女性の遺体がありました。キムタケと一緒にいた詐欺の番頭をしていた男に脅され、死体を山に棄てに行きます。山に行く道は通行止めになっており、ばれないだろうと増水した川に遺体を流す堺。
遺体の少女の父である上遠野は医師で、娘につながる手がかりを川で探していたときに堺のスマホを見つけます。上遠野は堺を拘束して無理やり手術を施し、逃げられないようスマホを体内に埋め込みます。「死刑になるまで人を殺せ」と堺に迫る上遠野。
彼女は浮気中で、一緒に仕事をしたミッタンは薬物中毒と、どうしようもない人たちばかりが周囲に居たことに気づいた堺。この状況を脱するために自首しようとしますが、番頭に呼び出されて、脅しをかけられます。
主人公に「頭が悪い」「運が悪い」といったいいところなしの属性を持たせるマンガはそうないので珍しいですね。東日本の地震をうまく絡めたいようですけど、今の所あまり印象に残りません。
- 作者: 円城寺真己
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2018/08/17
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2巻のあらすじと感想
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