偉人の魂を武器に変え、進化する怪獣に立ち向かうマンガ。敵はサンフランシスコに上陸を果たして、恐竜の姿へと進化を遂げています。
5巻と6巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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ノブナガン小椋しおは、親友を殺された恨みを力に変えて、防衛ラインで敵を倒しまくっていました。
敵はしおを最優先で排除する敵と認識して、バリアを張るガンジーを足止めしてしおを自爆攻撃で倒そうとします。死の恐怖を感じたしおは、浅尾さんの敵を取るために戦いに身を投じてなお死を恐れる自分自身に絶望。信長の体を明け渡します。
体が引きちぎれるのも厭わず暴走して敵を殺し続けるしおを止めたのはジャック、アダム・ミューアヘッドでした。心臓の隣にできていたE遺伝子を虫虫させて体を制御していた新臓器を貫きます。
一命をとりとめたしおに希望を届けたのはガリレオ。サンフランシスコ市内で浅尾さんが生きていると思しき映像を入手します。サンフランシスコにいた人たちは地下の防空壕に逃げ延びて生きていました。進化侵略体は、武力を持たない人間になんの関心も示しません。浅尾さんは防護マスクもつけず、皆を導いて救っていました。
浅尾さんを救出するしおとアダム。放射性物質で体を侵された浅尾さんは、笑顔を見せて亡くなります。
しおは自分が前線に出るのではなく軍師として進化侵略体と戦う道を選びます。しおがガリレオに命じた調査で進化侵略体の正体が明らかになります。
進化侵略体の「進化」の方向性を決めている指令部分は、海にありました。海全体を覆う微細で大量の神経細胞が進化侵略体の脳でした。陸に現れたのはただの端末。海全体を覆う進化侵略体を消さない限り戦いは終わりません。
しおは、浅尾さんのE遺伝子「アサオサン」を組み込みます。アサオサンの能力は「どんなものとでも同化する」というもの。その力で海全体を占める進化侵略体の頭脳を消し去るために海と同化します。
10年後、地上の進化侵略体を全滅させ、新たな進化侵略体が出現しなくなったところで、海での戦いを終えてアダムのもとに帰ってくるしおの姿がありました。
進化侵略体の霊長類への進化を見てみたかった気もしますが、すでに完成された1個の生命体だったんですね。
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