前回のあらすじと感想
卓越した技術で、指定された点差の八百長を演出するピッチディーラーとなったGKの新堂龍司。MFの佐々木武尊、FWのハルク、CBでキャプテンの滝幸次郎とともに、実現不可能と思われる点差すらも作り上げます。
2巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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滝は、小学生にしてバルセロナで天才としての菜を縦にしましたが、父はヤクザ。父からサッカーを続けることを許す代わりに、サッカー賭博の組織全容を解明して壊滅しろという指令を与えられていました。組織に楯突くという点で事情が同じだということで、新堂にカコを話します。
6点差で勝てという指令、さらにFWのハルクが不法滞在で身柄を拘束されるというピンチも、5トップという通常ではありえない布陣でクリア。
5人目のピッチディーラーとして、引退済みの名選手ゲリー・ベックも加わります。10分間しか試合に出ないという契約ですが、凄まじい技術で狙った獲物をフィールド外に追いやる壊し屋ベック。
バール甲府との試合での指令は2-1のWIN。新堂は、同郷の甲府FW羽賀から、八百長で負けることを持ちかけられます。羽賀が出した条件は、新堂の父が死ぬ前に最後にあった男を教えること。羽賀もまたピッチディーラーになっていました。
2-1のディールを成功させて、かつ情報も聞き出そうとする新堂。1-1でVERSUSがPKを獲得した場面で、キッカーの新堂は退場したGKに替わってGKに入った羽賀に、「お前が言うとおりの場所に蹴る」「指示通りにしたら親父の秘密を教えてくれ」と持ちかけます。羽賀が指定した場所はもちろんど真ん中。
羽賀が新堂を疑ってしまって、真正面に蹴ってくるのに横っ飛びしてしまう、といった展開でしょうか。このままピッチディーラーとして指令をこなすのか、組織の謎に迫るのか進め方が難しいマンガですね。
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3巻のあらすじと感想
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