セフレの品格 / 湊よりこ(12)、一樹も気づかないほどのデブから激ヤセして凶行に及ぶ大樹の母

一樹が複雑な関係の息子である大樹に会いに行き、わだかまりが解けた11巻。しかし、一樹パパと不倫していて、堕ちるところまで堕ちた大樹母は、一樹が現れて手紙を残したことで顔を歪ませます。

娘の遥は、就職して社員寮で一人暮らしをスタート。大樹は、入学祝いに一樹からスマホをもらって、高校生活を始めます。
道で大樹母に出会っても容姿が激変しているために気づかない一樹。大樹母は、脳梗塞で倒れ、身体にマヒの症状が現れますが、怒りを原動力に鬼のリハビリをこなして痩せ、見た目を激変させます。
やせた大樹母は、幸せで包まれている北田家に復讐するための行動を開始。リナの診察券をこっそり盗むと、ナースのフリをして病院に侵入し、赤ちゃん3人をダンボール箱に入れてネームバンドを切るという凶行に出ます。その結果、地域の信頼をなくし、常勤の医師が2名、看護師も3名病院を去ることに。
大樹母の嫉妬は抄子にも向き、抄子が家に一人でいる時にオイルを撒いて放火します。そのときの手違いでオイルが自分の体にも付着し、自分自身も火だるまに。抄子はピンチに陥りますが、夢に華江が現れて目を覚まします。

大樹母の行動は予想通りでしたね。RIZAPかと見紛う脳梗塞から激ヤセ健康ボディへの変化に驚きましたが、顔は悪役顔のままなので、このまま火ダルマで退場でしょう。