魔法が存在する世界、グランダム王国という国を舞台に、魔法絡みの事件を解決するリースの活躍が描かれます。ややキャラの魅力に難がある気がしますが、今後に期待しています。
1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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グランダム王国城下町では、顔の皮が剥ぎ取られるという魔法による犯罪が続いていました。アンネ捜査官は、王宮へ忍び込んだリースと名乗る男を捕らえます。リースは、魔法を喰って糧にする特異体質の持ち主でした。
一度覚えた魔力の味を忘れないリースの強力を得て、顔喰い魔道士の正体を突き止めて逮捕に至ります。
次なる事件は、黒魔術を試みたと思しき人の遺体に魔物の体の一部をくっつけた魔法陣が発見されるというもの。犯人候補として、冥術(黒魔術)を研究していたマギー、現場に残された水の魔法を研究していたウェッジ、回復魔法を研究するアルゴといった容疑者が登場します。
推理モノと魔法モノをうまく組み合わせようとしているのかな、という意図が見えます。最初の事件の犯人は重要な導入だと思うんですが、5年間一緒に過ごした親友が真犯人のわりにものすごく影が薄かったのが気になりました。
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