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ライドンキング / 馬場康誌(1)、異世界ブームに乗っかって格闘最強の大統領プーチンが異世界転移

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ライドンキング(1) (シリウスコミックス)

「ゴロセウム」に登場したプーチン大統領そのまんまなキャラを主人公に据えた異世界転移モノ。といってもスピンオフではありません。

ゴロセウム(1) (シリウスコミックス)

ゴロセウム(1) (シリウスコミックス)

タイトルはもちろんライオンキングのもじりで、完全なギャグコメディものです。異世界に転移して俺TUEEEみたいな要素もなくはありませんが。

1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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  1. 15年前に独立を勝ち取ったブルジア共和国の終身大統領アレクサンドル・プルチノフ。彼の生きがいは「乗りこなす」ことでした。戦車や国家でさえも乗りこなして騎乗欲を満たしてきたプルチノフに、テロリストが運転する大型トラックが突っ込んできます。怪力でトラックを一本背負いによって破壊するほどの強さを持つプルチノフ。しかし、トラックの衝撃で自分の姿の巨大な石像が崩れてきて下敷きになります。

  2. プルチノフが気が付くとそこは異世界でした。火を吐くワイバーンが空をかけ、人間たちが魔法でモンスターと戦う世界。冒険者の少女サキとベルと合流し、ゴルドーの街でこの世界のルールを学びます。ランク制でクエストをこなすギルドや、魔法のシステムなどのいわゆるテンプレのアレ。

  3. 街で奴隷にされていたケンタウロスを見て、サキとベルに乗せられたこともあり、騎乗欲に駆られてケンタウロスの集落を目指すプルチノフたち。道中にオークや盗賊たちとの戦いもあり、徒手空拳ながら圧倒的な強さを見せつけて突き進んでいきます。

ゴロセウムのときもそうでしたが、すさまじい画力でバトルとパロディが描かれています。異世界転移テンプレをうまく嚙ませてきていて、わかっている人もそうでない人も楽しく読めますね。

ライドンキング(1) (シリウスコミックス)

ライドンキング(1) (シリウスコミックス)

ライドンキング(1) (シリウスKC)

ライドンキング(1) (シリウスKC)

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