少子高齢化の行き着いた先、花坂と姫城、敷島、コレットの4人で過ごす学校生活ラブコメ。
完結までのあらすじと感想(ネタバレ注意)
広告
超少子化に行き着くまでのエピソードはなかなかどうしてありえなさそうで、ゆっくりおきていそうなもの。社会保障で行き詰った国家で、世代間闘争が起こります。闘争で勝利したのは、数でまさる老人側。老人たちは自分たちに都合の良い政策を実現させ、受け継がれてきた先人たちの遺産がすべて売り払われました。気づいたときには、何も残されておらず、誰も子供を産まない国だけが残っていました。
花坂が選ぶ好きな人は姫城。しかし、姫城は国民投票で花坂のパートナーを更迭されます。
政府軍が花坂を連れて行こうとする中、敷島とコレットのサポートを得て、姫城は花坂の手を引いて逃げ出します。
軍で花坂を捕えようとしていたのは一部で、新世代の圧力やコレットの私設軍隊の力もあり、あっさりと鎮圧されます。その日の夜、結ばれる花坂と姫城。
次の日、学校に大量の転校生がやってきます。みーんな女の子。全員を幸せにしてみろと姫城は花坂に言い放ちます。
あっさりと終わってしまいました。深いテーマっぽく見せかけたラブコメですからね。老人たちが作った理想郷が、ずーっと咲き続けるように品種改良された桜に囲まれた学校だった、というのがなんともグロテスクな真相でした。
- 作者: もりしげ
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2015/02/06
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- 作者: もりしげ
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2015/07/08
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (1件) を見る
- 作者: もりしげ
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2015/11/06
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
関連エントリ
広告