結婚指輪物語 / めいびい(8)、大書庫で魔法の力を高めるネフリティスとグラナート

1～5巻で一人ずつの花嫁と指輪が登場した後、6巻で深淵王との決戦。深淵王に敗れてから、7巻で指輪王の過去が明かされて、花嫁との絆を深めるための修行編に入りました。長老の企てでサトウたちは大書庫に閉じ込められたサトウたち。

時間はあるということで、それぞれが修行に勤しみます。書庫の僅かな隙間からから、小さな蜘蛛の深淵の魔物が侵入してきて、合体して巨大な1匹の蜘蛛となります。その深淵の魔物を相手に、強くなったネフリティスの風の魔法で攻撃をしのぎ、キスで目覚めたグラナートの炎の魔法でとどめを刺します。
5人の姫の心がさらに通い合ったところで、サトウの指輪の力が大幅にアップ。大書庫の扉を壊すほどとなります。書庫を出てからアラバスタのおじいさんを加えて帝国の神話遺物庫に向かうことに。目的は遺物庫に眠る指輪王の剣でした。
帝国に到着しますが、皇帝は頑なで指輪王の力を一切信用しておらず、遺物庫に入る許可ももらえません。どうしようかと考えていたサトウたちの前にマルスがやってきます。神話遺物庫に案内するというマルス。ヒメは魔法をさらに強くするために魔導の尖塔と呼ばれる場所で修行することに。

1巻ごとに割と区切りよく進んできた結婚指輪物語でしたが、いろいろ脱線したりしてまったりとした進行になってきました。毎回登場人物が多くてそれぞれのエピソードを掘り下げていくと話が長くなりますね。