アフタヌーンで四季賞を獲ってから18年、ストーリー物の連載で石黒正数先生が連載するために帰ってきました。
舞台になっているのは、何らかの原因で文明が滅んで荒廃した世界。
1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
広告
弟のマル姉キルコの2人は、誰も居なくなった民家で食べ物を探しながら移動していました。マルは「天国」と呼ばれる場所を目指しており、キルコはその道中のボディーガード。マルは15歳で、キルコは18歳または20歳。キルコは、かつて電力車レースのドライバーで、事故で弟を亡くしたとか。さらに脳は男で、性自認も男性でした。
外の世界を知らず、壁に囲まれた場所で育つ子どもたち。そこにいる子どもたちの1人、ミミヒメという少女は予知能力を持っていました。ミミヒメの予知によれば、2人が壁の外からやってきて自分たちを連れ出すとか。
町の中には、「人食い」ヒルコと呼ばれる首から先のない鋭利なムチを振るう鳥が時折現れていました。2人が宿に泊めてもらったときに、ヒルコと戦い、マルが触れた相手の内部を破壊する不思議な力を持つことが明らかになります。
伏線を広げまくる1巻。おそらく葬りたい黒歴史なんでしょうけど、石黒先生は原作付きでストーリーもので「アガペ」という残念な作品がありました。天国大魔境はあんなことにはならないでしょう。とりあえず1巻を読んで思ったのは、姉弟シチュで趣味全開だなということ。
- 作者: 石黒正数
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/07/23
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (4件) を見る
- 作者: 石黒正数
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/07/23
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (2件) を見る
2巻のあらすじと感想
広告