子供の年齢が上がってきて、いつの頃からか一緒にアニメを見るようになりました。アンパンマンはずっと一緒に見ていましたが、クレヨンしんちゃんやドラえもん、サザエさん、ちびまる子ちゃん、忍たま乱太郎といった長寿アニメもソファで隣りに座って一緒に見ることを強要されています。サザエさんやクレヨンしんちゃんの家庭が、もはや現代では考えられない設定なんですが、そんなことは子供には関係ありません。楽しく見られます。問題じゃないのかと思うのはドラえもん。
のび太の設定がもはや現代では許されないような気がするんですよね。もちろん、私の子は、まだ小学校にも行ってないので、のび太がテストで0点取ったと言っても意味を理解できないんですが、結構危ない設定ですよね。
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小学校の100点満点のテストで0点を取るってことは、ほぼまったく勉強について行けてないことを意味します。今なら問題児として、特別なフォローが必要な子として扱われるでしょう。JASRACが怒ってくると怖いので一切引用もしませんが、エンディングテーマの「のび太くん0点」はなかなかすごい歌詞です。
さらに完全にアウトなのは、のび太ママ。0点取ってきたのび太に対して「勉強しなさい！」って怒るんですよ。0点取ってる子に勉強しなさいって・・・。
のび太がダメな子で0点取りまくってて、ジャイアンにはいじめられるってのは、ドラえもんの根幹をなす設定。アニメだから笑っていられる、ということで今は大丈夫なんでしょうけど、ポリコレがあまねく行き届いたときに最初にターゲットになるのはドラえもんな気がします。現代社会に沿うように設定を変えて牙を抜かれたら、もうそれはドラえもんじゃないですからね。
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