前回のあらすじと感想
ゾンビが跳梁跋扈する18世紀のフランス。フランス皇太子のオーギュストに嫁入したアントワネットは、実は男で禍々しい剣技の持ち主。ランス国王陛下の愛人マダム・デュ・パリーの部下ドミニクとアンジェロがアントワネットの暗殺を狙います。
市街では、少年のナポレオンがゾンビたちを束ねて何か良からぬことを画策。
2巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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衛兵のジェラールは、ゾンビたちが暴れた後に宝石が消えていることに気付きます。ナポレオンやカリオストロ、マクシミリアンはゾンビたちに宝石を集めさせていました。さらに、火事場泥棒のようにオーギュストもまた宝石を盗もうとしているところをジェラールたちに捕らえられます。
国王が愛人愛人マダム・デュ・パリーことマリ・ジャンヌに、もとは首飾りだったという数多の宝石が入った箱をプレゼントするシーンが入り、ドミニクがその宝石を手にすると天使のような姿になります。ドミニクの前にやってくるアントワネット。ドミニクは光の矢でアントワネットを殺そうとしますが、アントワネットに操られる不死身のゾンビとなっていたバスティアンがかばいます。バスティアンごとドミニクを切り裂くアントワネット。
石を手にしたアントワネットですが、オーギュストに渡そうとはしません。石を集めて救世主ジャンヌ・ダルクを復活させると高らかに宣言するオーギュストを見て頭を痛めるジェラール。
2巻ではっきりしてきましたが、主人公ポジションにいるのはジェラールのようです。親友がアントワネットの手でゾンビ変えられ、守るべき殿下は世迷い言を述べて宝石集め、国王陛下は病気で死にかけで、市街ではナポレオンがゾンビを操って暗躍と、いろいろやることが多くて大変そうな状況です。他のキャラ視点だと、シンプルにやりたいことやってるだけになっちゃいますね。
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