ヨーム戦士団の内紛に巻き込まれたトルフィンたち。トルフィンとヒルドは、謀反を起こしたヴァグンたちの拠点に連れて行かれることになります。
19巻の表紙になっているのは、無類の強さを見せつけるヨーム戦士団のガルム。トルフィン以上の凶悪な速さの持ち主でした。
19巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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ヴァグンが捕らえていたのは、アシェラッドの軍にいたアトリ。アトリからトールズを殺したのがフローキの肝略だったことを知ったトルフィンは一瞬怒りに囚われますが、ヴァグンの前から去ります。
戦いの匂いを嗅ぎつけたトルケルはフローキの側に付き、ヴァグンの拠点に迫ります。しかし、その拠点に単独で忍び込んだフローキの部下ガルムによって、あっさりとヴァグンは殺されます。収まらないトルケルは、今度はフローキと戦うことを選びます。
ヴァグンたちに囚われますていた女たちを助けて連れ戻そうとしているトルフィンとヒルドにガルムが迫ります。トルフィンは、単独でガルムを引き付けて、走って逃げようとしますが、ガルムはトルフィン以上の速さを持っていました。トルフィンですら躱すのが難しいほどの槍の使い手で、至近距離になると槍から短槍が出てきて死角がありません。
ガルムに命の取り合いを迫られますが、トルフィンは再び走って逃げます。その選択にあっけにとられたガルムは、自分のほうが速いことを知っていますが追いません。
ガルムはトルフィンをやる気にさせるために、エイナルたちを人質に取ります。伝言役としてギョロだけが残され、トルケルたちとフローキたちの戦争にトルフィンは否応なく巻き込まれることに。
フローキの孫のバルドルが出てきましたけど、純真な感じは、この後酷い目に遭うであろうフラグな気がします。少なくとも、フローキは死にそう。
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