2巻のあらすじと感想
祖父母のもとで暮らす高校生の中條千里。双子の一登とは、視界を共有するという不思議な能力でつながっており、その一登は行方不明になって死んだかと思われていました。しかし、2巻で旧家に訪れたときに共有が起こり、生きていたことが明らかとなります。
3巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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旧家で、居間の押し入れに隠されていた父の手帳を発見します。暗号のような書き方で、誰かを探しているかのようなメモになっており、一登を探す手がかりでした。しかし、一登が生きていてうれしいはずなのに、千里は何かが心の中で引っ掛かります。
金貸しを名乗っていた男が再び接触してきて、火の傷がある男は「鼠」、一登は「三ツ目」と呼ばれていることを知ります。三ツ目は名の通った殺し屋。警察も、三ツ目を追い、千里が手がかりを握っているのではないかと疑っていました。
なぜ今になって「視覚の共有」が復活したのかを疑問に思いながら一登を追う千里は、一登が見てわかるように、わざと自分が襲われる瞬間を作り出します。
しかし、一登の反応は無し。一登を追う裏世界で生きる人たちが千里に襲い掛かります。若園と名乗る怪しい刑事が接触してきて、火の男を追う共通の目的があることから伝手を頼ることとなります。しかし、若園は刑事を名乗ったものの、自室で銃弾らしきものを自作していました。
若園は偽刑事のような気がしますね。まだあまり読者が次の展開を予想できるようなヒントは出ておらず、今後の進展を見守るのみですね。視界の共有は条件があるのかもしれませんが、今のところ生存確認以外では深くストーリーに絡んできていません。
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4巻のあらすじと感想
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