少女不十分 / 西尾維新、書くのに10年かかった少女と僕の7日間の話

西尾維新先生が書くのに10年かかったと語る「少女不十分」。シリーズものが多い西尾維新先生の作品のなかでも、筆者の独白調でフィクションともノンフィクションともつかない物語にあとがきまで付くという一風変わった構成。 なんといっても目を引くのは物憂げにリコーダーを持って赤いランドセルを背負った小学生の表紙。…