麻生みこと先生の最新作。タイトルのアレンとドランは、映画監督のウッディ・アレンとグザヴィエ・ドランから。
1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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映画好きで田舎から上京して大学進学した林田さんは、周囲当確コミュニケーションが取れず、周りからはサブカル系と笑われていました。
同級生とは打ち解けられませんが、Twitterでは自分と同じように映画好きとつながれて、意外と満足していました。映画を見に行くオフ会でTwitterでつながっていたシンタローという男性に会うことになります。
シンタローはいい年したおっさんで、映画が終わった後、露骨に口説いてきて林田のアパートに上がり込もうとします。それを止めるお隣さんの江戸川。
いいようにおっさんに扱われていることを笑われてショックを受けてアカウントを作り直すも、繋がってきたのはまたシンタローでした。江戸川のバイトしているというバーに行く林田。
1学年上で心理学科の江戸川と話すうちに、周囲とのコミュニケーションが取れるようになっていく林田。ゼミのメンバーとは花火で打ち解けます。
ゼミ担当の平良先生とは、若い頃に撮っていた映画を見つけ出してしまい秘密を共有するという関係に。
ヴィレヴァンっぽい雑貨屋でアルバイトを始めると、同じバイトで清潔感のある向井という男に告白されます。向井を江戸川のいるバーに連れて行くと、江戸川と並べられて傷ついたと話す向井にフラレます。
江戸川のお陰で一歩を踏み出せたと話す林田は、付き合いたいという意味ではないが江戸川は唯一無二の男性だと言います。それを受けて軽いノリで「いいよ付き合っても」と返す江戸川。
主人公がモテまくってて、こんな漫画描く人だったっけと思わなくもありません。自虐的なのかもしれませんが、ヴィレヴァンも含めてサブカル映画好きが下げられたままなのがちょっと辛いですね。
- 作者: 麻生みこと
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/03/13
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