幕末、新撰組モノの週刊少年ジャンプに連載していた打ち切りマンガ。うまくまとまっていて、惜しい作品でしたね。
黒船とともにやってきた獣刃という動物の力を宿らせる刀に貫かれると能力者になる、という設定の能力バトルものです。
あらすじと感想(ネタバレ注意)
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暁月刃朗(あかつきじんろう)は、元新撰組でお尋ね者の松永主善に戦いを挑んだときに親友を殺され、土方歳三に助けられます。松永主善はイモリの獣を宿して腕を切り落とされようと再生する能力者。その松永を細切れに斬り殺す土方。
沖田総司から一本取って新撰組に入隊した刃朗。底なしの体力を武器とする山犬の獣を宿した刃朗は、火喰鳥を宿した長州藩士の吉田稔麿や、ウワバミを宿した土佐脱藩浪士の岡田以蔵を倒していきます。
獣刃の中でも特別な力を持つ「朱の獣刃」という設定が出てきて、過激派浪士たちはその朱の獣刃の適合車を見つけており、京都を火の海に沈めようとしていることが明らかに。このあたりで打ち切りが伝えられたと思われます。一気に決戦に突入。
長州の隠れ家、三条小橋の池田屋を襲撃する新撰組。地下に続く隠し通路を通っていった先には五重塔がありました。朱の獣刃に宿る獣は熊鼠。敵の首魁坂本龍馬は、最上階で適合者に朱の獣刃を刺します。熊鼠の能力は黒死病をばら撒く、というもの。
最上階を目指して、過激派浪士を倒しながら進んでいく新撰組。複数の獣刃を宿す坂本龍馬に、刃朗と狼を宿す土方が挑みます。あわせ技で壬生狼となって坂本龍馬を倒す2人。京に平和が訪れます。
2巻の巻末には未登場の獣刃図もありました。いろいろ出しきれてない感じでもったいなかったですね。どうすればよかったかと言われても難しいですが、あえて言うなら新撰組に比べて敵がさっぱりしていて地味過ぎましたね。
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