高校生ながら司法試験に合格するほどの能力を持ち、退屈に悩まされていた主人公の境裕明が殺し合いのゲームに挑みます。
4巻までのあらすじと感想(ネタバレ注意)
屋上から飛び降りようとしている女子生徒を助けようとした境でしたが、自らも落ちてしまいます。気がついたときには、自殺者だけが集まる死後の世界「煉獄」に来ていました。
ここでは、繰り返し殺し合いのゲームが開催されており、境も参加を余儀なくされます。ゲームは基本的に2種類のパターンがあり、
参加者が協力して生き残る
参加者たちがお互いを出し抜いて殺し合う
のどちらか。よくあるパターンですが、死後の世界ということもあり、全員死亡でゲームオーバーにならない限り、死後の世界でのゲーム参加は続きます。煉獄にいる人たちの体には数字が刻印されており、ゲームで他の参加者を殺すたびに666から数字が減っていき、ゼロになると願いが叶います。
独特なのは、自殺者だけが集まる世界が故に、自らを破滅させて他の参加者も巻き込んで死のうとする人がいること。
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