文庫本化されてるみたいですねー。私はハードカバーで読みました。表表紙と裏表紙が本編を全く無視したマンガになってます。
- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/06/26
- メディア: 文庫
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- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/01/21
- メディア: 単行本
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キャラクター紹介
- 上野
2回生。部長。火薬爆発物大好きの危険人物。実家はそれなりにお金持ちだが、破壊する可能性があるという事で離れに住まわされている。ほとんどの話で、美味しいところを持っていく。
- 大神
2回生。副部長。大魔神と呼ばれる。迫力ある風貌。硬派。しっかりもの。
- 元山
お店の子と呼ばれる。実家が喫茶店。料理に覚えがあり、かなりの常識人。本編で唯一と言ってもいいツッコミ役であり、本編中で妻に思い出を語っているのは実は元山。
- 池谷
おおらかな人物。何があっても動じないとも言える。
あらすじ(ネタバレ注意)
部長・上野直也という男
2回生である上野と大神が1回生をキケンに勧誘する話。上野の危険人物ぶりが存分に発揮される第一話。元山と池谷を強引に勧誘後、仮入部の1回生を集め、最後はクラブ説明で大爆発を見せる。
副部長・大神宏明の悲劇
ひょんなことから女子大の学祭に行き、好意を持たれた副部長大神。男所帯のキケンは色めき立つ。その後交際にまで進展するが、大神が悲劇に見まわれ関係が終わってしまう。男としてはつらい展開。
3倍にしろ!
学祭でキケンが出店するラーメン屋の売上を例年の3倍にするため、全員が奔走するお話。お店の子、元山が大活躍して伝説の味のラーメンを創り上げる。
勝たんまでも負けん!
教授命令で地域のしょぼいロボコンに出場することになったキケン。技術力の差で順調に勝ち上がるが、決勝の相手はおっさんたちが金にものを言わせて作りこんだロボ。最後はルールの不備をつく形で、キケンのロボが爆発w。引き分けに持ち込む。
落ち着け。俺たちは今、
元山と池谷は2回生に進級。新1回生を迎える。その後、ひょんなことから1回生との空気銃性能対決になり、殺傷力競争がエスカレートしていってしまう。
おもしろさはまあまあでしょうか。これも話が区切られるので、読みやすかったのは間違いないですけど。工学部っていうよりも高専ならしっくり来たのかもしれません。理系男子はここまで熱くないなあ。