まじかるー。前回までのあらすじと感想はこちら。芥がつくねを殺そうとしたところで世界の崩壊が始まり、全員が次の世界に向かいました。芥は寄生型魔法少女に何やら取引を持ちかけていたこと、黒幕の姫路と「ぺっ」が口癖の魔法少女もまた次の世界でもよろしくと声を掛けあっていたことが気になります。
6巻はかなりの情報量です。ハチャメチャな展開の漫画かと思いきや、ちゃんと伏線を回収してきます。しかし、敵の目的は未だ謎のままです。貴衣に手紙を渡していた人物は出てきました。薄々感じてましたけど、やはり貴衣達を後方支援する勢力の存在がありました。
ちなみにこのブログに検索からたどり着く人のほとんどは、魔法少女オブジエンドのエントリを見ているみたいです。この文章を見ているあなたもそうかも。
6巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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1ページ目にいきなり謎の伏線となる文面が。悪魔と契った人間との間に生まれた魔女。迫害された魔女と魔女を匿う人間の間に生まれる女の子こそが魔法少女であると。「まさかこんなことになるとは思っても見なかった」「調べは付いてる、この因果に終焉が無いことも」という謎のセリフを発する2人。
気がつくと楓は5月23日の日常の中に居ました。魔法少女に襲われたのは20日。すべてがなかったことになって世界が進んでいます。巨乳の夜華さんは事件のことを覚えていませんでした。同じように芥も目覚めます。芥の取引の内容も明らかに。魔法少女生成方法について聞き出していたんですね。つくねの血液が必要とのこと。芥の体に入った粉はつくねのDNAから生成されたもの。「つくね様は人間ではない」というセリフ。
この世界ではつくねが事故死したことになっていました。つくねの家に集まるつくね父、貴衣、楓、さらに芥。姫路とペッの魔法少女は「先を越された」と言います。つくねの死体が行方不明になったことのようです。貴衣は手紙に書かれていた味方になってくれる人物であるつくねの母ことねについて父に訪ねます。
姫路達は何やら話し込んでいますが、やはり全貌はつかめません。「13の魔法少女の子を集める」というのが目的のよう。そのために、貴衣につくねにそうしたように別人格を宿らようとします。何故?
車で移動する貴衣達4人に飛び掛ってくる敵の魔法少女と、なぜか味方になった寄生型魔法少女と大人になった穴井美羽。美羽は世界崩壊寸前に時を遡る魔法少女の攻撃を受け、戻るべき世界が崩壊したために戻ることなく20年の時を生きてきていました。美羽達のアジトについて、そこにいたことねから事実が次々と明らかになります。ちょっとまとめておきます。
今まで魔法少女と読んだ存在は、亜種魔法少女(オルタナティブ・マジカル)と呼ばれる存在であること
魔法少女とはことねやつくねを指す言葉であること
魔法少女の子は必ず女の子で魔法少女となること
冒頭にあった悪魔と人間の子が魔女、その魔女から生まれた魔法少女の血統が13あること。つくねは第8世代。
第9世代の魔法少女の子9人が消息を絶っていること
やはり敵の目的は魔法少女のつくねであろうことが明らかですね。というか狙いは「つくねの子」でしょうね。だからこそ未来の夫の貴衣に執着している。
姫路の過去の断片で、「すべてを変える、4次元空間を創り宇宙を生み出し、すべてをねじ曲げるために悪魔の力が必要だ」と言っています。そして、魔女に協力を請うています。
一旦、別の世界で落ち着くのかと思いきや、すごい新事実ラッシュですねー。ただのスプラッタホラーじゃありません。姫路が月の形をねじ曲げるシーンがあったんですけど、この力は一体何でしょう。謎が多すぎて、次の展開がめっちゃ気になります。7巻早く出ないかなー。
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