相変わらず帯の煽りが凄いです。
許すな!世界最高民族韓国人への卑劣なヘイトスピーチ!!最強格闘技テコンドーで劣等民族チョッパリを撃て!
完結したと思っていましたが、まさかの2巻が出てしまいました。2巻が出るということは売れているということ。悪質なデマを広げるニュースサイトが最近話題になりましたね。
嫌韓でヘイトを煽る手法は、韓国が嫌いでそういうニュースに飛びつく人と、そういった人たちを批判する人たち両方からアクセスが稼げるのでおいしいんですね。本書もそうでしょう。ニーズが有るから売れるギャグ漫画。現実のヘイトスピーチをパロディにして、差別用語を散りばめてギャグ化しています。
2巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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覇皇を倒して気の抜けた朴。気分を一新しようと新大久保に出かけたところで、在日狩りと呼ばれる「在糾会」を名乗る連中の新大久保大虐殺に出くわします。
「在糾会」とは「在日特権を糾弾する市民の会」のこと。元ネタはもちろん日本最大の嫌韓市民団体。警察は道路使用許可も出ている合法的なデモとして、彼らの虐殺を取り締まりません。
在糾会から新大久保を守るために現れたのが「チョッパリをどつき隊」の慮と林。2人の強さは別格でしたが、さらに強い在糾会の桜木会長が現れて、形勢が逆転します。
在日への異常な憎しみを持つ桜木会長は、在日女性にフラれたというどうでもいい過去がありました。その桜木会長を、朴が倒し、在糾会は壊滅。
覇皇会館では、覇皇の後継をめぐる争いが繰り広げられていました。後継争いを制したのは、覇皇の息子である覇王子。
覇王子の部下である藤原が、朴と親しい在日のオッチャンを麻雀で借金漬けにして、債権回収と称して朝鮮人街で「慰安婦狩り」と称した蛮行を開始します。女性たちを強制連行していく藤原。
タイ人でムエタイの達人ソムチャイが在日たちを守るために現れますが、あらゆる格闘技を極めたと豪語する伊集院という男が現れて倒されます。
あらすじだけでも差別になりそうな禁止用語満載です。私は嫌韓も、それを批判する方もどっちも残念な人たちでスルー推奨だと思っていますが、マンガとしてはシュールな笑いが広がるのでよくできています。
余談ですが、BuzzFeedのインタビューを受けている男性は、昔の私と属性がよく似ていて就活失敗してればああなったかもという感がちょっとあります。10年ほど前なんで、思いつきもしなかったかもしれませんが。
- 作者: 山戸大輔,白正男
- 出版社/メーカー: 青林堂
- 発売日: 2017/01/20
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