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ケンガンアシュラ / だろめおん / サンドロビッチ・ヤバ子(13)、最凶死刑囚と人体改造医のバケモノ対決が見所

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ケンガンアシュラ 13 (裏少年サンデーコミックス)

勝った企業がすべてを手にする拳願仕合トーナメント。1回戦は終盤へ。ここにきて拮抗することなく一方的な展開が増えています。

空手家の黒木玄斎と理人の戦いでは、呉一族と並び称される暗殺者で優勝候補の一角である黒木が理人を圧倒して勝利。

二階堂蓮と病的に王馬に執着してゲイ疑惑のある桐生刹那の戦いは、体の内に潜むバケモノの力を介抱した刹那が圧倒して勝利。

12巻の最期は乃木グループの代表闘技者初見泉の試合。乃木会長が王馬を差し置いて代表闘技者に指名した男ということで、実力は折り紙つき。相手の千葉は裏専門の「役者」と呼ばれる武闘者。一度見た相手の技や動きをすべてトレースするという能力の持ち主。

13巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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一回戦第13試合「乃木グループ」対「義武不動産」の続き

達人の技を模倣して次々に仕掛ける千葉でしたが、最後に合気道の技を選択してしまいます。初見泉は合気道の達人。逆に合気道で返されて無防備な状態になった所で、三連の打撃を喰らって敗北。わずか30秒足らずの決着。

一回戦第14試合「帝都大学」対「十王通信」

帝都大学の代表闘技者は解剖魔という強そうな呼称がついている英(はなふさ)はじめ、13巻の表紙になっている人物。対する十王通信は死刑囚の坂東洋平。煽りはどちらも強烈。英はカルト教団を全滅させるべく教祖の親衛隊に刺されても臓器を裂けて死なないという神業を披露して、教祖もととも皆殺しに。対する坂東は30年前に逮捕されて、45回にも及ぶ死刑執行にもかかわらず死亡していないという超人。絞首刑では殺せない肉体の持ち主。英は坂東を始末するためだけにこの拳願仕合トーナメントに参加している刺客。死刑執行で殺せないがゆえに国が帝都大学をバックアップ。

試合を観戦する王馬は「気持ち悪い」「他の闘技者と違う」というコメント。始まってすぐそのコメントの意味がわかります。英は指で人体の経絡経穴を突いて破壊するという技の持ち主なんですが、その技でトドメを刺そうとすると逆に指が折られてしまいます。坂東の関節の可動域が広く全身グニャグニャに曲がるバケモノで、首への攻撃を後頭部と頚椎で挟み込むという変態を見せます。

すると英は、こちらも手のひらから突如長い刃物が飛び出します。反則ではなく、自分の肉体を改造して刃物上の骨が腕から飛び出すように作り替えるというバケモノっぷり。

どうなるかわからない対決だったんですが、坂東が英の首をへし折って勝利します。しかし、その坂東の勝利まで英の計算どおり。首を折られて死亡したかに見えましたが、強制的に心配を蘇生させる仕込みを自分の体に搭載していました。首を元に戻すと生き返ります。

逆に坂東は英が自分の血液に仕込んでいた致死性のウイルスに感染して死亡。ということは、この試合はトーナメントの勝ち抜き者はなしですね。

一回戦第15試合「八頭貿易」対「義伊國屋書店」

八頭貿易の代表闘技者はタイの闘神と呼ばれるガオラン。対するは氷室に代わって義伊國屋代表闘技者となった金田、将棋に精通し相手の動きを先読みする達人。

試合が始まってすぐにガオランが猛攻で圧倒。しかし、その圧倒も手加減してのもの。金田の肉体がどう見ても虚弱だったゆえに殺さないよう手加減していました。金田を侮辱していたということに気づき本気で叩き潰すと宣言するガオラン。

と、ここで金田の努力エピソードが挟まれます。弱い体ながら、徹底的な分析に寄る相手の攻撃の予測、先読みの力。なんかこのエピソードが強烈に負けフラグに感じられるなあと思った所で13巻は終了。この試合はどっちでもいいですがガオランが勝ちそう。残る試合で出てくる加納アギトが気になります。

ケンガンアシュラ 13 (裏少年サンデーコミックス)

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