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怨み屋本舗 EVIL HEART / 栗原正尚(9)、唐突にEVIL HEART偉人との最終決戦が始まって完結

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怨み屋本舗 EVIL HEART 9 (ヤングジャンプコミックス)

前回のあらすじと感想

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EVIL HEARTの正体が明らかになりました。ITスキルに精通した14歳の少年で、宿木桜花を自分のスケープゴートとするべく暗躍します。9巻でEVIL HEART編は完結となりました。

9巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

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  1. 桜花の部屋で手に入れた名刺を使って怨み屋本舗の栞を呼び出して、依頼者と接触してから備考を開始する取松美晴。栞は十二月田に自分を尾行する人物がいないかどうかを確認させ、さらに名刺を使い分けるという念の入れようだったために、取松美晴をおびき寄せて逆に反撃を試みます。

  2. 取松美晴は、EVIL HEARTこと偉人(ぐれいと)の本当の母ではなく金をもらって母親役を演じていました。本名は大場宏佳で、本物の取松美晴は2人に殺されていました。宏佳が、偉人が桜花を狙うのは家族全員を殺されたからということを話したところで、宏佳は偉人が差し向けた刺客に殺されます。

  3. 偉人は、これまで作り上げた闇のハローワークで、怨み屋本舗の顔を晒し上げて賞金首にして命を狙わせます。シュウは刺されて意識不明の重体、十二月田の家は全焼。

  4. 外国人の殺し屋を雇い、さらに秦野までも手下に付けた偉人が怨み屋本舗を追い詰めますが、怨み屋はEVIL HEARTに依頼した人物にEVIL HEARTを騙って金の脅迫メールを送ってEVIL HEARTに対抗する対抗心を植え付けていました。完全なモブがEVIL HEARTに対する逆恨みで偉人を刺し殺します。

  5. 偉人の桜花に対する恨みは、いじめられっ子だった姉を中途半端に助けたためにいじめがひどくなったという、ただの不幸を他人のせいにしたもの。両親が死んだのは、姉が自殺するときに硫化水素の混ぜる量を間違えて巻き込んでしまったから。

最後の外国人の殺し屋を大量に配備して堂々と姿を現すシーンが違和感ありありですね。裏から手引するのがEVIL HEARTのやり口だったはずなのに、唐突に最終決戦に突入してしまいました。実は少年だった、というのは新しい切り口でしたが、ラスボス的な悪役はそろそろネタ切れなのかもしれません。

怨み屋本舗 EVIL HEART 9 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

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新章WORST 1巻と2巻のあらすじと感想

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