3巻のあらすじと感想
桜花が目をつけた名志山ナイトという男。十二月田が尾行を開始すると、思いつきだけで殺人を含む犯罪行為を繰り返す凶悪な人物だったことが明らかになります。
4巻と5巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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名志山ナイトに家族を殺された遺族の依頼を集めて仕事をこなす怨み屋。死んだ名志山の悪行が報道されると、無関係で同じ名字を持つ名志山家がその生家だとデマブログででっちあげられます。
デマブログでアクセス数を稼いでいた男は、漫画町というタダで漫画を読めるwebサイトも運営していました。ネットリンチでひどい目に合った名志山家からだけでは依頼の金が足りないと、怨み屋は漫画家の漆原正太郎にも話を持っていきます。明らかに作者の本音を代弁した漫画村への怒りを語る漆原。情報屋の仕事で男の正体である綿義正介にたどり着いて恨みを晴らします。
次に登場したのが屋炭陸人という男。13年前の少年だった頃に凶悪犯罪を犯して最近出所し、桜花たちの行動圏内のファミレスで働き始めていました。
この後のビジネスジャンプの連載で、屋炭が世間では元少年Aという呼び名で通っており、成人後、ブログを開設していたことが明らかになります。このブログに目をつけたのが大抜出版編集の綾瀬山改。綾瀬山はブログに書かれた内容を本にして出版することを屋炭に持ちかけます。元ネタは別ですが、出所後もまったく人格的には更生していないというケースとして、あのコンクリ事件の犯人だった人物で3人目の再犯者が出ました。少年犯罪を起こした人物が本当に更生できるのか、一般人に走るすべはありませんが、ダメだった事例だけは積み重なっていきます。
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