チャンピオンの看板マンガ。猛者たちはみんな、強い相手に出会えず退屈しています。というか、割と実力差がはっきりしていて勇次郎がぶっちぎりで強くて、刃牙がそれに続き、ピクルのような特殊な人物を除けば後はどう転ぶかよくわからない人たちです。
徳川公は、クローン技術を使って倫理の壁をやすやすと乗り越えて宮本武蔵の再生を目論んでいます。クローンを作っただけじゃ強くないでしょ、というツッコミに対抗するために怪しげな霊媒師に魂を吹き込まれるのが2巻です。
2巻のあらすじと感想
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鎬紅葉が相変わらずの強度のトレーニングですが、その途中で欠伸に見舞われてます。独歩も修行中に、ジャックは激痛を伴うさらなる骨延長手術中に。みんな退屈してますね。
宮本武蔵のクローンはといえば、32歳6ヶ月という年齢の状態で蘇ります。いったいどんなクローン技術なんでしょう。完全な肉体にも関わらず、武蔵は目覚めません。武蔵に魂を吹き込むために呼ばれたのが、徳川公の姉気味である徳川寒子、あやしい風貌の霊媒師です。なんでしょう、この展開。彼女の凄さを煽るエピソードが出た後で、武蔵の肉体と対面。そして、まさかのババアキッスで魂を吹きこまれて蘇ります。
一方で、退屈と戦う花山は、オーガに戦いを挑みます。こちらもどうなることやら。っていうかみんな欠伸が出るくらい退屈なら花山を見習って勇次郎に挑めばいいのでは?
- 作者: 板垣恵介
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2014/08/08
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