BTOOOM! / 井上淳哉(15)、えげつない新ルール追加。ゲーム外の坂本義父も熱くなってきた

「BTOOOM!」は「おとぎ奉り」の井上淳哉先生によるマンガです。オンラインゲームを現実化した島でのサバイバルバトル。2012年にはアニメ化されました。

前回までのあらすじはこちら。

高いフェンスに囲まれた他の侵入者を拒むエリアで共同生活を営むプレイヤー達。そこに坂本が加わったがために、チップ合計が8個になり戦いが勃発しました。戦いの黒幕はビデオ小僧の柳田。BTOOOM!勝者から予め情報を仕入れて自らゲームに志願したプレイヤーでした。複数のBIMを駆使する柳田を、少ないBIMながらも卓越したチームワークとオカルト入った輝夜の予言で退ける坂本達。ここまでが14巻です。

15巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)

15巻の主役はヒミコと織田。ヘリ襲撃に失敗したヒミコは織田に助けられていました。

BTOOOM!を開発したティラノスジャパンでは何やら怪しげな会議が。3つの新ルールを設けるという会話が出てきます。坂本の先輩飯田はやはり社内で怪しまれています。社外に出たところ坂本の義父と伯父が飯田に接触してきます。この伯父がなかなかのやり手でした。世界的ハッカーペリエと知り合いで、飯田の社員情報からティラノスジャパンのデータベースをハックします。ペリエの標的はティラノスジャパンとその背後にあるシュヴァーリッツ財団の闇権力。飯田本人からも情報を引き出します。そして飯田を尾行していたティラノスジャパンの三田村。

場面は変わって吉良達4人組。5個のチップを持っています。彼らの目標は28個のチップ獲得。物資輸送ヘリがやってきて物資を投下します。その物資を巡って吉良チームと織田の戦いが開幕。今度の物資はなんと大量のBIMでした。物資を拾った織田を狙う吉良チームですが、大量のBIMを使いこなす織田の前に防戦一報となります。圧倒的な強さを見せる織田ですが、敵の止めを刺すには至りません。

そして、ティラノスジャパンの鷹嘴から突如3つの新ルールに関するアナウンスが。今後は、物資がBIMとなることや勝者を最後にまとめて回収すること、勝者は3人のみとすることが発表されます。これは吉良チーム崩壊必須ですね。