「小路花唄」(こうじハナウタ)は、「路地恋花」(ろぉじコイバナ)の麻生みこと先生のマンガ。
京都のとある路地(ろぉじ)にある、職人や芸術家の集まる店舗兼用の長屋「ふきこ路地」の住人達の恋模様をオムニバス形式で描く路地恋花の続編です。オムニバス形式ではなく、主人公が路地恋花第12話・第13話・第19話に登場した「椿靴工房」をやっているオーダーメイドの靴職人である西山椿になっています。
ふきこ路地は、京都市東山区に実在するあじき路地がモデル。西山椿は、前作では、実家が奈良で有名な靴店で、父親が自分のことを認めてくれないと感じ反発から家を出て独立しました。
1巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
広告
オーバー30となりましたが、娘のいる彼氏と破局。原因は娘の反抗期でした。
独立するためにお金が貯めたいということで、カルチャースクールの講師バイトを始めます。そこで就活の逃避と称して、一心不乱に縫製作業に没頭する大学生の北条と出会います。
北条の実家は料亭で、親の言いなりになりたくないと大学に行って就職する道を選んでいました。父親と同じ仕事に誇りをもって、お客さんからの信頼を得ている西山に憧れの視線を向ける北条。
北条は、就職をやめて西山に弟子入りを志願してきます。
大学の舞踏研究会の人たちにオーダーメイドで靴を作ることになりますが、その舞踏研究会の人たちに西山を紹介したのは元カレの内田さんでした。大学でばったり出くわして慌てふためく西山を見て、北条は内田に彼氏だと名乗り出ます。
1巻のこの引き、3人の恋愛関係を描く展開なのかな。それだけだともったいない気もしますが。
- 作者: 麻生みこと
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/12/07
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
- 作者: 麻生みこと
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/12/07
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (2件) を見る
関連エントリ
広告